丸パイプ同士のユニットから角パイプ選択でコストダウン実現

当ページでおこなう事
本ケースでは丸パイプ同士のリンクユニットに焦点を当てて形状最適化、加工工程最適化のVAVEをおこなってコストダウンが出来る手法を探ります。

丸パイプ同士のリンク機構3点セットを2点セットに部品削減へ

丸パイプ同士のリンクユニットでは中間部品で丸パイプ同士をつなげる必要がありますがここにメスを入れて部品削減、形状最適、加工工程最適化を図れる手法を書いてみます。

オリジナル部品の問題点を見いだす。

オリジナル部品の形状は丸パイプ2ヶ、パイプ同士を繋げる為のコの字型ブラケットに繋ぎ用のネジの4点セットです。繋ぎ用のネジは変えられませんがコの字型のブラケットをいじったVAVEを考えてみます。
オリジナル部品の現状把握
材質SGP(丸パイプ)2ヶ、SPCC(コの字型ブラケット)
形状丸パイプ2ヶ、コの字型ブラケット1ヶ
加工工法パイプ切断、板金加工、溶接加工
加工工程丸パイプ長さ切断加工、コの字型ブラケットは板金加工、パイプと子の字型部品を溶接加工
問題点リンクユニットを構成する為の機構として丸パイプ2ヶ、コの字型ブラケットを加工して溶接加工でリンク機構を作る事での加工が工数アップになっている。

丸パイプ同士から角パイプ使用を考えてみる。

一方の丸パイプを角パイプにする事でコの字型ブラケットを排除する事が出来ています。
VAVEをおこなった後の確認
材質STKR(角パイプ)1ヶ、SGP(丸パイプ)1ヶ(コの字型ブラケット)
形状丸パイプ1ヶ、角パイプ1ヶ
加工工法パイプ切断、板金加工、MC加工またはレーザー加工(角パイプ端末加工)
加工工程丸パイプ長さ切断加工、角パイプ長さ切断加工&端末加工
利点3点セットの丸パイプ同士では板金コの字型ブラケット製作と溶接加工がありましたがコの字型部品が削除出来た事で大幅なコストダウンが出来ました。

before&afterで効果確認。

オリジナル品と改善後の形状を比較する事でその効果が分かるのでコストダウン設計をおこなった後には確認すると良いと思います。

コストダウン設計管理者からの情報

本製品は丸パイプ同士のリンク機構で加工性に不安定要素があるので一捻りして角パイプ採用でコストダウンに結びつけられるように考えました。

有限会社 フナックス・エンジニアリングの舩倉です。当サイトの管理をおこなっています。よろしくお願い致します。
 当社ではVA,VEによるコストダウン、品質向上、納期短縮化を図れる設計補助をおこなっています。
皆さまの会社内での製品に対する競争力向上、他社との差別化を図る為の改善を提供する事を仕事としています。

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