MC切削加工から板金化改善でコストダウン実現

当ページでおこなう事
本ケースでは角柱を底板へ取り付ける際のブラケットにMC切削加工の剛性のある形状から板金形状で強度を持った形状に改善してコストダウン出来る手法を紹介します。

取り合い寸法変えず、強度も補強出来る形状を考慮

プレート部品のユニットから部品点数を削減して加工工数も削減出来る手法を考えると板金抜き加工&曲げ加工だと思います。

オリジナル部品の問題点を見いだす。

オリジナル部品の形状ではMC切削プレートで底板に角柱に取り付けるプレートが2ヶネジ止めされています。底板へ角柱取付プレートを組みこんだ後に本体取り付け用底板にネジ止めされています。(角柱の位置合わせが出来る様にする為)
このねじ止め組み込み工程を改善出来るVA,VEを考えてみます。
対象オリジナル部品の現状把握
材質角柱取り付け用プレート(3ヶ)=SS材、
形状本体取り付け用大型底板へ角柱取り付け用プレート3点をネジ止め
加工工法3ケ共MC切削加工
組み込み工程MC加工終了後角柱取付プレートと底板をネジ止めし角柱をネジ止め、その後本体底板と底板をネジ止めで完了
利点先に角柱と3点(底板、角柱取付板)を組みこんで本体底板にねじ込むので位置合わせ調整が楽である。
問題点部品単体ではMC切削でSS剤を使用した亜プレートなので一見強度があるように見えるがそれぞれはネジ止めであるので見た目ほど強度は無いのでは?

MC加工から板金加工形状を考えてみる。

板金形状の得点を考慮した曲げ形状で底板削減及び曲げ形状を最大限に生かした形状を考えてみます。
リベットによる組み込み効果
材質SPCC
形状底板を無くして本体底板への取付用に曲げと締め付け強度維持の為ナット使用またはバーリング。縦方向強度にリブ形状で曲げ加工で対応。
加工工法板金抜き加工、曲げ加工&ナット溶接加工
組み込み工程角柱と板金形状の取付プレートをネジ止め後本体底板へネジ止め。
問題点オリジナルユニットでは角柱と本体底板組み込み時に上から位置合わせが出来たが、この方式では本体底板の裏からネジ止めとなるので組み込み工数が多少アップする事が想定されます。
利点部品1点削減及び MC加工から板金加工に変更で加工工数の大幅削減が期待出来ます。

before&afterで検証してみる。

オリジナルユニットの底板、取り付け用プレートはMC切削加工ですが、VAVE後の形状は板金加工で取り合い寸法は変わらずに移行出来ています。部品点数も3点から2点に削減出来ています。

コストダウン設計管理者からの情報

本製品は一見頑丈に見えるMC切削加工で角パイプ取付部品を考えていますが、同形状で取り合い寸法も同じで済む方法で最もコストダウンが期待出来る板金形状を考えました。

有限会社 フナックス・エンジニアリングの舩倉です。当サイトの管理をおこなっています。よろしくお願い致します。
 当社ではVA,VEによるコストダウン、品質向上、納期短縮化を図れる設計補助をおこなっています。
皆さまの会社内での製品に対する競争力向上、他社との差別化を図る為の改善を提供する事を仕事としています。

コストダウン手法&事例を3dcadでbefore&afterにした動画集のサイトを体感してください。