品質過剰部品の公差最適化でコストダウン実現

当ページでおこなう事
手離れの良い形状を目的に品質公差も最適化が重要です。
しかし、1カ所の寸法公差を重要視して結果的に加工工数が多くなりコストアップになっては意味がありません。
本ケースではこの点を重視して公差最適化と最適形状による加工口数削減を図りコストダウンに繋がる手法を検証してみます。

不良率を削減させる公差を設定する際に必要な事と考えて取った方法

問題点を見いだす。

オリジナル部品の形状
オリジナル部品の現状把握
材質シャフト:SK4  プーリ:A5056B  ベアリング2ヶ
加工工程プーリとシャフトとの組み込みにベアリングをすき間ばめで挿入してあるが加工者側の意向でシャフトの矢印部分でベアリングを支えたいと。理由はプーリ側のベアリング挿入部を圧入公差で加工すると公差外になることが多く不良となる為。
問題点シャフト形状をストレートにして相手のプーリー側でベアリングを挿入してCリングで位置決めをおこなう、またはシャフトの両端側のベアリング挿入部と真ん中を段にして肩でベアリングの位置合わせをおこなう方法があると思いますがケースバイケースですね。
それぞれメリット、デメリットがありますが、本ケースでもチェックしたいと思います。

安定品質にする為の公差最適化を検証

VAVE後のプーリ&シャフト形状

before&afterを検証してみる

VA,VEによる改善後の状態
VA,VEによる改善後の状態
材質シャフト:SK4  プーリ:A5056B  ベアリング2ヶ
形状シャフト形状をストレートにしてプーリ側でベアリングを圧入し、位置合わせは 軸用スナップリングで。
形状改善の効果■オリジナル部品ではシャフト形状を真ん中の径と両端部(ベアリング挿入部)で加工工数大であったが改善後はストレート形状で材料でH7またはH6公差のロット棒で製作出来るので大幅なコストダウンとなります。
※プーリ側のベアリング保持部の公差をしまりばめ公差とする。
※プーリ側のベアリング挿入部は圧入もしくはすきまばめでC型止め輪もありですね。

コストダウン管理者よりのお薦め情報

本製品は加工上の公差をどこに当てはめると生産性が上がるかが問われるところですが、誰が加工しても同じ状態になることが理想ですね。

ユーチューブによるコストダウン手法概略説明

You Tubeでコストダウン手法を公開しています。3dcadによるbefore&afterです。

有限会社 フナックス・エンジニアリングの舩倉です。当サイトの管理をおこなっています。よろしくお願い致します。
 当社ではVA,VEによるコストダウン、品質向上、納期短縮化を図れる設計補助をおこなっています。
皆さまの会社内での製品に対する競争力向上、他社との差別化を図る為の改善を提供する事を仕事としています。

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