焼き割れ不良発生の原因を探し出してVA,VEによる品質安定化

当ページでおこなう事
モノづくりで避けられない不良発生対策について書いています。
不良品を作って黒字にすることは不可能です。 コストダウンを潤滑におこなう為にも不良発生原因を明らかにして部品の改善、図面の改善を行えるようにしたいものです。一つの事例紹介を致します。

本部品で焼き割れが多発して不良となる事が多い為その原因を検証して対策を模索します。

オリジナル部品の現状把握

オリジナル部品の現状把握
材質SK4
加工工程6F加工→MC加工で穴、ミリング加工→焼き入れ処理(HRC55)→板厚研削加工→表面処理(黒染め)
不良発生工程焼き入れ処理工程時
問題点1組み込み相手が角穴に対して角部ぎりぎりで挿入されているかの検証が必要
問題点2既に10年以上使用されている部品の為、誰もこの問題に気がつかなかった事
オリジナル部品の形状
オリジナル部品不良発生箇所の問題点:角Rがない、1カ所のみ幅が狭く焼き入れ時の工程で熱変化がすべての面で均一にならない

実際の不良内容の原因

オリジナル部品の問題点と思われる焼き割れ原因の詳細
角Rがない焼き入れ工程時の「急冷」で角部に熱応力や変態応力などが複合して、応力集中によって生じるとされています。
1辺のみが異常に幅が狭い上記と同様に熱応力や変態応力などが複合して、応力集中によって生じるとされています。

VA,VEによる具体的な対応方法。

VA,VE後の部品の形状
VA,VE後の不良改善部品箇所:最小角Rを付ける、1カ所のみ幅が狭い部分を組み込み相手を考慮しながらできる限り幅を厚くする。
VA,VEをおこなった箇所の詳細
角Rを入れる焼き入れ工程時の「急冷」で角部に熱応力や変態応力などが複合して、応力集中によって生じるとされています。
1辺のみが異常に幅が狭い事を解決させる上記と同様に熱応力や変態応力などが複合して、応力集中によって生じるとされています。

before&afterを検証してみる

VA,VEによる改善後の状態
before本部品にのみコストダウン対応出来ないと頑なな態度であった加工者側
after加工者側からも他部品と同様、コストダウンに対応してくれるようになる。また、加工者側からの前向きな提案もどんどん出てくるようになる

本製品は最終工程で不良が出る為加工者側から嫌われていましたが、改善後は手離れの良い部品となりコストダウンにも前向きとなってくれました。

ユーチューブによるコストダウン手法概略説明

You Tubeでコストダウン手法を公開しています。むかって左側で3dcadによるbefore&after、右側でパワーポイントによる説明をしています。内容を入力してください。

有限会社 フナックス・エンジニアリングの舩倉です。当サイトの管理をおこなっています。よろしくお願い致します。
 当社ではVA,VEによるコストダウン、品質向上、納期短縮化を図れる設計補助をおこなっています。
皆さまの会社内での製品に対する競争力向上、他社との差別化を図る為の改善を提供する事を仕事としています。

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